SATNADIの特長
1. 「心は複数ある」という前提に立ちます
「こんな考え方をする自分はおかしい」という風に、自分が異常であるという前提で話す人が多くいます。
しかし、当ルームでは、無意識を想定した精神分析的な理解を基盤にしているため、「正常と異常」「健常者と病者」のような考え方はしません。
言わば「すべての人に病的な部分がある」とも換言できます。
自分の中にある「未知なる自分」を想定し、心は一つではなく複数あることを認める。
異常な自分を正常な自分に矯正するのではなく、自分の中にある複数の心を理解し、どうしたら折り合っていけるのかを考える。
日常、社会、常識といった、普段身を置いている外的状況から少し離れ、自分の心について安心して考えられる空間を提供します。
2. 信頼性の高い専門資格「臨床心理士」と「公認心理師」の両方を持っています
「臨床心理士」とは30年以上の歴史のある、心理専門職の中で最も権威のある資格です(詳しくはよくあるご質問へ)。大学院での実習や専門的な学習を経て、論述試験、面接試験に合格することで取得できる、現在最も認知度の高い資格です。さらに5年ごとの更新制度が定められており、必然的に自己研鑽が義務付けられているため、最も信頼性の高い資格といえます。
一方「公認心理師」とは2018年に誕生した新しい国家資格です。やはり大学や大学院で専門的な教育を受けた後、試験に合格することで取得できます。新しい資格ですが、何よりも日本初の心理職の国家資格として高い注目を浴びています。
SATNADI代表の薩川はその両方の資格を持っています。なお、当サイトでは「カウンセラー」という言葉で名乗ることはしていません。資格を持っていなくても名乗ることができる「カウンセラー」とは一線を画する専門職であるという自負があるからです。資格は十分条件ではありませんが、一定の能力を担保する必要条件であると考えています。カウンセリングルームを選ぶ際の、一つの判断基準にしていただければと思います。
3. 「定期的に」よりも「必要に応じて」
カウンセリングは定期的なペースで継続することで、時間をかけながら少しずつ問題を理解し、解決を図っていくのが主なやり方です。
しかし、現実的な事情から長期間、高頻度の継続は難しいということもあると思います。
そして何より、自分自身が必要だと思わなければカウンセリングは成立しません。
そのため、こちらから面接のペースや期間を提案することはありますが、ご自身のご希望を優先的に採用いたします。
定期的に継続しても良いし、自分が必要だと思ったときだけ予約しても良い。
自由度のある利用の仕方で、カウンセリングを身近に感じていただけたらと思います。
4. 安心の法人企業です
人の心という目に見えないものを扱う機関だからこそ、少しでも安心してご利用いただけるよう、社会的にも実体が明確な法人を設立しました。
個人のクライエント様はもちろん、ご契約いただく企業・団体様との信頼関係も大切にしています。